🔍賃貸の内見で失敗しないために
~住んでから「こんなはずじゃなかった」を防ぐチェックポイント集~
賃貸物件を探すとき、「内見」はもっとも重要なステップのひとつです。
しかし実際には、写真や間取り図のイメージだけで契約を決めてしまい、「こんなはずじゃなかった…」と後悔する方も少なくありません。
たった数十分の内見で、そのお部屋のすべてを判断しなければならないからこそ、チェックすべきポイントを事前に知っておくことが大切です。
ここでは、現場で何百件と内見をサポートしてきた不動産のプロ目線で、「ここは必ず見ておいて!」という項目をわかりやすくまとめました。これを読むだけで、内見の質がグッと上がりますよ。
🏠【室内編】写真では分からない「住み心地」をチェック
☀️1. 日当たり・明るさ
室内に入った瞬間、明るさや空気の流れを感じてみましょう。
特に注意したいのは「時間帯によって印象が変わる」こと。午前中は明るくても、午後は日が入らないケースも。窓の方角や周囲の建物の影も要チェックです。
🔇2. 騒音・生活音
・窓を開けたときの外の騒音(交通量・近くの工事など)
・上下左右の住人の生活音(話し声、足音、テレビ音など)
壁を軽くノックして防音性を確認する方もいます。「静かに暮らしたい方」はここをしっかり確認しましょう。
💧3. 水回りの状態
キッチン・バス・トイレなど、水まわりは必ず使用感を確認しましょう。
蛇口をひねって「水の出方」や「温度の切り替えスピード」、においがないかなど、実際に試すことが大事です。
排水の流れが悪い、水アカ・カビの痕跡が残っているなど、リフォーム前後でも差が出る部分です。
📦4. 収納・コンセント
収納の「奥行き」「高さ」「使い勝手」は必ず中を開けて確認を。
また、コンセントの数・位置も暮らしに直結するポイントです。家具や家電を置いたときのイメージと照らし合わせましょう。
❄️5. エアコン・設備の確認
設置されているエアコンやインターホン、換気扇などの設備が問題なく動くか確認しましょう。
特に古い物件では、入居後に不具合が見つかるケースもあります。
🏢【建物・共用部・周辺環境編】写真に写らない情報がカギ
🚪6. 共用部の清潔さ
マンションやアパートのエントランス・廊下・階段など、共有スペースがきちんと清掃されているかで、管理状態がわかります。
ゴミが散乱していたり、掲示板が古いままだと、住人マナーや管理会社の対応にも不安が残ります。
♻️7. ゴミ置き場の場所とルール
意外と見落とされがちですが、ゴミ出しルールは暮らしの快適さに直結します。
「燃えるゴミは何曜日?」「粗大ごみはどうする?」など、分からない場合は不動産会社に確認しましょう。
🛍8. 周辺環境・生活利便性
徒歩圏内にあると便利な施設:
・スーパー/コンビニ/ドラッグストア
・病院やクリニック
・駅やバス停
・公園や学校(ファミリー層)
実際に歩いてみると「坂が多い」「暗い道がある」など、ネットでは分からない気づきがあるはずです。
✅まとめ:「良い部屋」を選ぶには、見るべき“基準”を持とう
内見は、「見た目がきれい」だけで判断してはいけません。
本当に快適に暮らせるか、長く住めるかを見極める目を持つことが重要です。
気になる物件が見つかったら、遠慮せず「実際に見て・感じて・確認する」。
それが、後悔しない賃貸選びの第一歩です。
物件探しや内見予約はいつでもお気軽にご連絡ください!