🏚 中古住宅を購入するときに必ず確認したい“3つのコト”
~見た目はキレイでも…買ってからでは遅い、中古住宅の落とし穴~
中古住宅は、新築に比べて価格を抑えられる上、立地や広さの選択肢も豊富。
ですがその分、「見た目だけでは分からないリスク」があるのも事実です。
実際に、「引き渡し後に雨漏りが見つかった」「床下が腐っていた」「リフォームが必要なほど老朽化していた」など、購入後にトラブルとなるケースは後を絶ちません。
だからこそ、中古住宅を購入する際には
▶ “買う前”に必ず確認しておきたい3つのコトがあります。
✅1. インスペクション(建物状況調査)は実施されているか?
「この家、大丈夫かな?」と思ったとき、頼りになるのが「インスペクション(建物状況調査)」です。
第三者(建築士など)による専門的な検査で、以下のようなことが分かります:
雨漏りの有無外壁や屋根の劣化状況
床下や天井裏の構造の健全性
給排水管・電気設備の状態
💡インスペクション済み物件は「安心材料」になりますし、未実施なら買主が依頼することも可能です(費用は5〜8万円前後が相場)。
検査結果によっては、価格交渉や補修の要望もできます。
✅2. 修繕履歴や水漏れ・雨漏りの過去は?
築年数が古くても、定期的にきちんとメンテナンスされていれば安心感は大きく違います。
✔︎ いつどこを修繕したか(屋根・外壁・給湯器・配管など)
✔︎ 雨漏り・シロアリ被害・水回りのトラブルはあったか
✔︎ リフォーム済みなら、業者名や工事内容は?
口頭の説明だけではなく、「工事記録」「修繕履歴表」「写真」など証拠のある書類を見せてもらうことがポイントです。
とくに築20年以上の物件では、どこが直されていて、どこが古いままかを明確にしておかないと、後から大きな出費になることも。
✅3. 瑕疵担保責任(契約不適合責任)はどこまでカバーされる?
中古住宅の売買で多いトラブルが「引き渡し後にかった不具合」に関するものです。
これに備えるのが、「瑕疵担保責任(現:契約不適合責任)」です。
🏠売主が個人の場合:
→ 責任期間は「免責」または「引渡し後3ヶ月以内」が多い
🏢売主が業者(リノベ済物件など)の場合:
→ 「2年保証」が一般的
ここで重要なのは、
✔️ どの部位が対象になるか(構造・雨漏り・シロアリなど)
✔️ どれくらいの期間、どこまで修理してくれるか
✔️ 「対象外」とケース(買主の故意・経年劣化など)
※契約書の条文に必ず明記されているので、専門家や担当者と一緒に確認しましょう。
🏁 まとめ:「築年数」ではなく「中身」を見ることが、中古購入の成功のカギ
中古住宅は、同じ価格帯でも立地や広さ、雰囲気など選択肢が多く魅力的です。
でもだからこそ、見た目だけで判断せず、「本当に住める・住みたい家か」を中身で見極める目が必要です。
家は「買う」ことがゴールではありません。
そのあと**“長く快適に住めるかどうか”がもっとも大切。**
購入前に、「この3つの質問」を必ずチェックして、納得のいくマイホームを選びましょう😊